企画:宮崎泰成
すべての疾患において,原因が明らかにされると疾患概念は変ってくる。特に,免疫アレルギー疾患においては,その疾患の原因である自己抗原や抗原が明らかになると,病態が明らかになり,最終的にはそれまでの診断や治療戦略が見直され大きく変わることがある。
石坂公成博士のIgEの発見を始め,日本人はアレルギー性疾患の分野で多大な貢献をして来た。本企画においては,各専門家の皆様に,日本人による自己抗原・抗原の発見がその疾患概念や診断・治療にどのような与えた影響を与えたかについて概説していただく。
Antigens in hypersensitivity pneumonitis: identification of the causative antigen in summer-type and bird-related hypersensitivity pneumonitis
Tsuyoshi Shirai*, Yasunari Miyazaki*
*Department of Respiratory Medicine, Tokyo Medical and Dental University, Tokyo
Keywords:過敏性肺炎,夏型過敏性肺炎,鳥抗原,ハトImmunoglobulin lambda-like polypeptide-1/hypersensitivity pneumonitis, summer-type hypersensitivity pneumonitis, bird antigen, pigeon immunoglobulin lambda-like polypeptide-1
呼吸臨床 2017年2巻2号 論文No.e00014
Jpn Open J Respir Med 2017 Vol. 2 No. 2 Article No.e00014
DOI: 10.24557/kokyurinsho.2.e00014
掲載日:2018年2月1日
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