" /> 2022年1月15日(土)■日本肺サーファクタント・界面医学会 第57回学術研究会■会長:石井晴之 |
呼吸臨床

日本肺サーファクタント・界面医学会第57回学術研究会のご案内

 本学会は1969年に「肺表面活性研究懇話会」として発足し、1975年に「日本界面医学会」へと発展、そして2007年には現在の「日本肺サーファクタント・界面医学会」へ名称変更されました。とても歴史のある本学会は、界面活性における物理化学、生化学、形態学などの基礎研究だけではなく、感染症・間質性肺疾患などにも関連するトランスレーショナルリサーチにも関わりをもっています。
 私自身は新潟大学中田光先生や近畿中央呼吸器センターの井上義一先生の御指導のもと、骨髄異形成症候群に合併した続発性肺胞蛋白症において異型肺マクロファージと肺サーファクタント蓄積異常などの研究を進めてきたこともあり本会に興味をもち、現在は評議員として参加させていただいております。
 この度、理事長:長内和弘先生、副理事長:諏訪部章先生、事務局長:藤田昌樹先生からのご推薦をいただき、本会の会長を拝命し大変光栄に思っております。
 第57回日本肺サーファクタント・界面医学会のテーマは『未来につなげる道を探る』としております。肺サーファクタント関連の呼吸生理、病態、疾患など未解決な研究課題が多数あります。だからこそ、難病である稀少肺疾患において、肺サーファクタントが病態解明に関与している可能性をさらに検討すべきではないでしょうか。
 ハイブリッド形式で杏林大学キャンパス内の大学院講堂で開催させていただく予定です、多くの先生方の御参加を心よりお待ち申しあげます。

日本肺サーファクタント・界面医学会第57回学術研究会
会長 石井晴之(杏林大学医学部呼吸器内科学教授)


テーマ:未来につなげる道を探る

会 期:2022年1月15日(土)


会 場:杏林大学三鷹キャンパス『大学院講堂』(〒181-8611 東京都三鷹市新川6丁目20-2)
会 長:石井晴之(杏林大学医学部呼吸器内科学 主任教授)
事務局:杏林大学医学部呼吸器内科学
事務局長:石田 学
事務局員:猪飼裕佳
第57回学術研究会ホームページhttp://lsbi57.umin.jp/index.html
参加者へのご案内:詳細についてはコチラをご覧ください。

<運営事務局>
株式会社コンベンションアカデミア 
担当:畠山太郎
〒113-0033東京都文京区本郷3-35-3本郷UCビル5F
TEL:03-5805-5261 FAX:03-3868-2113
E-mail:lsbi57@coac.co.jp

■プログラム

(12月16日現在)
コチラもご覧ください。

<午前の部>

9:00~ 開会の挨拶
会長:石井 晴之(第57回学術研究会会長 杏林大学医学部呼吸器内科学)


9:05~9:55 シンポジウム『稀少肺疾患の克服に向けて』
座長:井上 義一(国立病院機構近畿中央呼吸器センター臨床研究センター)
   石井  寛(福岡大学筑紫病院呼吸器内科)
 続発性肺胞蛋白症
   石井 晴之
   杏林大学医学部呼吸器内科学
 遺伝性肺胞蛋白症
   鈴木 拓児
   千葉大学大学院医学研究院呼吸器内科学
 Hermansky-Pudlak 症候群
   長内 和弘
   金沢医科大学総合医学研究所生命科学研究領域/ 同医学部呼吸器内科
 肺胞微石症の病態と今後の治療戦略について
   齋藤 充史
   札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科学講座


10:00~10:28 一般演題1:4演題
座長:坂上 拓郎(熊本大学大学院呼吸器内科学)


10:30~11:10 教育講演1
座長:千葉 弘文(札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科学)
 iPS細胞からの肺胞上皮細胞再生
   後藤 慎平
   京都大学大学院医学研究科呼吸器疾患創薬講座・呼吸器内科学 


11:15~11:43 一般演題2:4演題
座長:伊藤 洋子(東海大学医学部呼吸器内科学)


11:55~12:45 ランチョンセミナー『間質性肺疾患診療の最新知見』
座長:宮﨑 泰成(東京医科歯科大学統合呼吸器病学)
 呼吸器オルガノイド培養法とその応用
   桂  廣亮
   理化学研究所生命機能科学研究センター呼吸器形成研究チーム
 コロナ禍で増加している身近な間質性肺疾患 ―加湿器肺と夏型過敏性肺炎の相違を中心に―
   坂本  晋
   東邦大学医学部内科学講座呼吸器内科学分野(大森)
共催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社


<午後の部>
12:50~13:05 総会


13:15~13:55 特別講演
座長:諏訪部 章(岩手医科大学医学部・臨床検査医学講座) 
 OAS1異常症発見までの道のり
   長  和俊
   北海道大学病院周産母子センター 


14:00~14:40 教育セミナー1
座長:藤田 昌樹(福岡大学医学部呼吸器内科学)
 気管支喘息・COPD の最新治療 ―現在の症状改善から将来のリスク軽減まで―
   松瀬 厚人
   東邦大学医学部内科学講座呼吸器内科学分野(大橋)
共催:アストラゼネカ株式会社


14:50~15:30 教育セミナー2
座長:皿谷  健(杏林大学医学部呼吸器内科学)
 気管支喘息吸入療法の戦略と吸入ステロイド薬(ICS)/ 長時間作用性β2 刺激薬(LABA)/
 長時間作用性抗コリン薬(LAMA)配合剤(トリプル製剤)への期待
   玉岡 明洋
   東京医科歯科大学呼吸器内科呼吸・睡眠制御学講座
共催:グラクソ・スミスクライン株式会社

《休憩時間》
15:45~16:06 一般演題3:3演題
座長:濱田 直樹(九州大学大学院医学研究院附属胸部疾患研究施設)


16:15~16:55 教育講演2
座長:濡木 真一(大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座)
 COVID-19肺炎における肺サーファクタントの臨床的意義
   黒沼 幸治
   札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科学 


16:55~17:00 閉会の挨拶
会長:石井 晴之(第57回学術研究会会長 杏林大学医学部呼吸器内科学)


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