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企画:酒井文和
肺癌の診断における画像診断の役割は,その検出,肺癌かその他の疾患かの鑑別診断,臨床病期分類などさまざまな役割がある。現在では,単純X線撮影の主な役割は異常陰影の検出,CTは肺癌か他疾患かの鑑別診断,臨床病期分類の診断などが挙げられる。またMR,FDG-PETが併用されることも少なくない。これらの多岐にわたる画像診断をいかにうまく組み合わせて最終診断にいたるか,また主な画像所見とどのような画像所見が鑑別上重要か? 鑑別診断のコツなどを解説いただく。肺癌集団検診の動向,合理的運用方法,また検診で発見された異常の合理的扱い方法についても解説いただく。
*大阪大学大学院医学系研究科放射線統合医学講座放射線医学教室(〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2)
CT imaging of lung adenocarcinoma: CT findings based on pathological invasiveness
Masahiro Yanagawa*, Osamu Honda*, Noriyuki Tomiyama*
*Department of Diagnostic and Interventional Radiology, Osaka University Graduate School of Medicine, Osaka
Keywords:CT,肺癌,腺癌,浸潤径,病理学的浸潤/computed tomography,lung cancer,adenocarcinoma,invasiveness size,pathologic invasiveness
呼吸臨床 2019年3巻4号 論文No.e00079
Jpn Open J Respir Med 2019 Vol.3 No.4 Article No.e00079
DOI: 10.24557/kokyurinsho.3.e00079
掲載日:2019年4月8日
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