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企画:酒井文和
肺癌の診断における画像診断の役割は,その検出,肺癌かその他の疾患かの鑑別診断,臨床病期分類などさまざまな役割がある。現在では,単純X線撮影の主な役割は異常陰影の検出,CTは肺癌か他疾患かの鑑別診断,臨床病期分類の診断などが挙げられる。またMR,FDG-PETが併用されることも少なくない。これらの多岐にわたる画像診断をいかにうまく組み合わせて最終診断にいたるか,また主な画像所見とどのような画像所見が鑑別上重要か? 鑑別診断のコツなどを解説いただく。肺癌集団検診の動向,合理的運用方法,また検診で発見された異常の合理的扱い方法についても解説いただく。
*聖マリアンナ医科大学放射線医学講座(〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1)
Other lung cancers
Shoichiro Matsushita*, Kunihiro Yagihashi*, Shin Matsuoka*
*Department of Radiology, St. Marianna University School of Medicine, Kanagawa
Keywords:転移性肺癌,カルチノイド腫瘍,腺様嚢胞癌,粘表皮癌,硬化性血管腫/metastatic lung cancer,carcinoid tumor,adenoid cystic carcinoma,mucoepidermoid carcinoma,sclerosing pneumocytoma
呼吸臨床 2019年3巻6号 論文No.e00080
Jpn Open J Respir Med 2019 Vol.3 No.6 Article No.e00080
DOI: 10.24557/kokyurinsho.3.e00080
掲載日:2019年6月3日
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