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企画:酒井文和
肺癌の診断における画像診断の役割は,その検出,肺癌かその他の疾患かの鑑別診断,臨床病期分類などさまざまな役割がある。現在では,単純X線撮影の主な役割は異常陰影の検出,CTは肺癌か他疾患かの鑑別診断,臨床病期分類の診断などが挙げられる。またMR,FDG-PETが併用されることも少なくない。これらの多岐にわたる画像診断をいかにうまく組み合わせて最終診断にいたるか,また主な画像所見とどのような画像所見が鑑別上重要か? 鑑別診断のコツなどを解説いただく。肺癌集団検診の動向,合理的運用方法,また検診で発見された異常の合理的扱い方法についても解説いただく。
*医療法人友仁山崎病院(〒522-0044 滋賀県彦根市竹ヶ鼻80)
Tips to interpret chest radiograph for central type bronchogenic carcinoma
Masashi Takahashi*
*Yujin-Yamazaki Hospital, Shiga
Keywords:中心型肺癌,扁平上皮癌,小細胞癌,胸部単純X線写真,CT/central type lung cancer, squamous cell carcinoma, small cell carcinoma, chest radiograph, CT
呼吸臨床 2019年3巻7号 論文No.e00087
Jpn Open J Respir Med 2019 Vol.3 No.7 Article No.e00087
DOI: 10.24557/kokyurinsho.3.e00087
掲載日:2019年7月1日
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