" />
企画:平井豊博
スパイロメトリーや肺気量分画,肺拡散能力などの呼吸機能検査は,日常の呼吸器診療や臨床研究において,疾患の診断や治療効果の判定,病態解析などに広く用いられていますが,呼吸機能を可視化し定量化することができれば,肺の構造との対比をより明確にしたり,動的な変化を捉えたりするなど従来にはないさまざまな情報を与えてくれると期待されます。このような呼吸機能イメージングは,近年のME機器や画像処理技術の進歩に伴い,めざましく発展してきています。そこで本特集では,今後期待される新しい呼吸機能イメージングの各種モダリティについて,基本的な原理から臨床での有用性,今後の課題や展望などについて,それぞれの専門家の先生方からわかりやすく解説いただきます。
*POSH WELLNESS LABORATORY株式会社(〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-7-1105)
国立研究開発法人産業技術総合研究所,北里大学医療衛生学部
Keywords:電気インピーダンス・トモグラフィ,非侵襲測定,肺胞リクルートメント,局所換気,肺密度/electrical impedance tomography,non-invasive measurement,alveolar recruitment,regional ventilation,lung density
呼吸臨床 2018年2巻11号 論文No.e00055
Jpn Open J Respir Med 2018 Vol.2 No.11 Article No.e00055
DOI: 10.24557/kokyurinsho.2.e00055
掲載日:2018年11月30日
©️Satoru Nebuya. 本論文の複製権,翻訳権,上映権,譲渡権,貸与権,公衆送信権(送信可能化権を含む)は弊社に帰属し,それらの利用ならびに許諾等の管理は弊社が行います。